篠栗四国八十八カ所 第四十九番札所
 
小松尾山
雷音寺




小松尾山雷音寺について 小松尾山雷音寺へのアクセス
小松尾山雷音寺からのお知らせ 行事案内








聖天(歓喜天)様による御利益
『ギラン・バレー症候群』からの社会復帰



宮崎市の20代の男性が佐世保市の造船所で働いておられました。その造船所の寮住まいだったのですが、ある朝出社してきません。不思議に思った同僚が部屋を訪ねると、男性は体が硬直してベッドから動けない状態でいるのを発見しました。

家族に連絡が行き、御両親が迎えに行き連れて帰られました。その後、宮崎市の地元の方から当山・雷音寺の事をお聞きになったのでしょうか雷音寺に来られました。山主はお寺にお見えになられたお母さんからの病状説明に聞き入りました。男性は数十万人に一人がかかるという珍しい病気『ギラン・バレー症候群』という、有名な女優であった故・大原麗子さんが発症し亡くなってしまった病気を発症され、まだはっきりとした治療法はなく、再発もするという事でした。

幸い宮崎の地元の大学付属病院に、この病気の専門医がおられるという事で希望が持てました。勿論その医師の治療を受けられました。ただ男性にはお兄さんがおられて結婚式を挙げられたのですが、男性は病院のベッドに寝た状態から担架に移され、それから車椅子に乗って結婚式場に行かれたという、話を聞いただけでも気が重くなる病状でした。まだお若くし、これからの人生という事もあって御両親は毎月病気平癒の御祈祷料を送って下さいました。

山主も全国的に有名なこの病気の専門医の話が載った新聞記事を送ったりしました。数か月も御祈願をしたでしょうか、その後男性は外資系の医療器具の会社にアルバイトとして採用され、働いているとの連絡を受けました。

そうして男性と御両親で雷音寺へ御礼参りに来て頂きました。地元でこの病気治療の専門医に会われたというラッキーな面があったのですが、治療を受けている人が皆良くなった訳ではなく、まだ週一回で病院に通院されている方もおられるとの事でした。

初めアルバイトで入られた会社でしたが、その後男性に能力があり真面目だったのでしょう、正社員に採用されて現在では元気に働いておられます。
   雷音寺ではお参り致しております。
  合 掌




小松尾山雷音寺について 小松尾山雷音寺へのアクセス
小松尾山雷音寺からのお知らせ 行事案内






 篠栗 雷音寺 篠栗 雷音寺



 






Copyright (C) 篠栗四国八十八箇所霊場 第四十九番札所 小松尾山 雷音寺